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日本人だからこそ、意識したい
親子で楽しむ、お料理歳時記

本来、日本には行事や料理を通して、四季を感じながら食材を味わう習慣がありました。なかでも、季節の節目にある行事、節供(せっく)を通して季節と食材を感じてきました。1月7日は七草節供、3月3日は桃の節供、5月5日は菖蒲の節供、7月7日は笹の節供、9月9日は菊の節供。その時々につながりの深い食材を用意して、お祝いしてきました。そのように日々を暮らすことで、子どもたちも自然と料理から季節を感じ、旬の食材を知ることができていたのです。しかし今では行事だけがイベントとして先行。由来やなぜこの時期にその食材を取り入れるのかを、深く知らないまま大きくなる子どもたちも増えているようです。そこでパリエでは、今も食べ継がれている料理や、季節ごとに取り入れられてきた食材をクローズアップ。ママと子どもたちが季節を感じながら料理が楽しめる〝お料理歳時記〟を企画しました。季節に関係なくいつでも食材が手に入る今だからこそ、もう一度、季節を感じる暮らしを大切にしてみませんか。


日本人に四季を知らせてくれる“梅”
梅は日本人にとって、とても身近な植物です。冬の終わりを一番に花を咲かせて知らせてくれ、夏の始まりを梅雨入り時期に実を熟すことで知らせてくれます。梅に含まれるクエン酸には、疲労回復効果や殺菌作用があります。「その日の難逃れ」とも言い、朝に梅を食べれば、その日一日災難から逃れることができると言われるほど、病気の予防や健康増進に用いられてきました。食べ物が傷みやすい時期に採れる梅の実が、細菌の繁殖を抑える強い殺菌効果を持つことに、植物の不思議なパワーを感じます。子どもたちの健康のためにも積極的に料理に取り入れたいですね。


4月~5月は“潮干狩り”ベストシーズン
潮干狩りが楽しめる時期は知っていますか?実は潮干狩りは一年中楽しめるのです。しかしながら、「潮干狩り」は、その文字通り潮が干く(潮がひく)から来ているので潮が引いていて、長時間、干潟に入ることができる季節が最適です。さらに、あさりやその他の貝類の身が大きく、おいしい季節となると、ベストシーズンは4月~5月になります。今は、手軽にネットで干潮時刻を知ることができるのでとても便利。子どもたちを連れて、近くの干潟で潮干狩りを楽しみ、採れた貝で子どもと一緒にご飯を作ってみませんか。



「夏も近づく八十八夜・・・」と歌われる“八十八夜”は雑節のひとつ

八十八夜は土用や彼岸のように雑節のひとつです。雑節とは季節の変化の目安とする特定の日の総称をいいます。  立春から88日目が「八十八夜」。八十八の字を組み合わせると「米」になることから 縁起のよい農業の吉日とされてきました。数えると、だいたい5月2日頃でしょうか。5月はちょうど、新茶の出回る季節で、この時期のみずみずしい新芽を摘みとって作ったお茶を新茶(一番茶)と言います。中でもとりわけ、八十八夜に摘まれた新茶を飲むと、長生きをするといわれているそうです。



煎り大豆とほうじ茶の炊き上げごはん

煎り大豆とほうじ茶の香ばしさが楽しめます。
ひと手間かけた煎り大豆は、子どもたちのおやつにもおすすめ。

材料(4人分)
大豆(または大豆の水煮)………………………1/2カップ
米2合……………
2合
ほうじ茶…………………………………………500cc
塩…………………………………
小さじ1/2
三つ葉など………………………………………適量
つくり方
  1. 米を研ぎ、ざるにあげる。
  2. 鍋に米とほうじ茶、塩を加えて軽くまぜ、煎り大豆を加える。
  3. 30分ほどおいてから、炊き上げる。
《 A 炒り大豆の作り方 》
1.大豆200gをよく洗い、一晩水にひたす。(大豆の水煮を使用しても可)
2.大豆をざるに上げ、水気をきる。
3.190℃に余熱したオーブンで40分加熱する。


あさりと鯛のアクアパッツァ

魚介の旨みが凝縮されたスープがたっぷりのアクアパッツァ。簡単・時短で豪華に見える一品です。

材料(2人分)
《 A 》
にんにく(つぶしたもの)……………………1片
塩漬けケイパー(手に入れば)………………8粒
唐辛子(半分に切って種をとる)……………1本
水……………………………………………600cc

《 B 》
小鯛…………………………………………1片
あさり……………………………………8粒
プチトマト(半分に切ったもの)…………1本
オリーブオイル……………………………600cc

茹でたジャガイモ…………………………適量
イタリアンパセリ
…………………………適量
……………………………………………適量
つくり方
  1. 小鯛は鱗と内臓を取って水洗いし、水気をよく拭き取り、表面と内側に塩をまぶす。
  2. あさりはよく洗い塩抜きをする。
  3. 浅鍋に、Aを入れ一度沸騰させる。
  4. ③が沸騰したらBを加えて蓋をし、弱火?中火で鯛に火が通るまで煮る。(小さいもので7?8分くらい)
  5. 鯛に火が通ったら茹でたジャガイモを加え2分ほど煮込み、塩で味を整えてイタリアンパセリを散らす。

人参のサラダ 梅ドレッシング添え

甘酒の優しい甘味を加えた梅ドレッシングはサラダだけでなく、いろいろな料理に使える万能調味料です。
材料(4人分)
人参…………………………………2本
梅干し(果肉)………………………大さじ1
チャイブ(または細ネギ)…………適量

《 A 》
甘酒…………………………………大さじ1と1/2
エキストラバージンオリーブオイル…大さじ1/2
梅酢(なければ米酢)………………小さじ2
つくり方
  1. 人参は千切りし、塩をひとつまみ入れた熱湯でさっと茹で、ざるにあげる。
  2. 梅干しをきざみ、Aと合わせる。
  3. ①と②を合わせ、チャイブなどを飾りできあがり。


食器提供:ゆくり
作家ものの器と暮らしが楽しくなる道具のお店
岡山市北区撫川173-1  http://www.yukuri-utsuwa.net




暮らしとつながる料理教室(ヴィオルト)
岡山市北区本町9?14 IKビル内